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◆新聞専用列車、3月で幕経費削減「時代の流れ」
2010/02/09 08:50
夕刊を東京から千葉・房総半島に専用車両で運んできたJR総武線・両国駅(墨田区)発の「新聞輸送列車」が、3月12日で廃止される。JR各社によると、現存する唯一の専用列車。委託側の経費削減が理由で、鉄道輸送の一つの区切りと言えそうだ。午後0時50分、両国駅3番線に回送電車8両が止まる。定期列車の発着がなくなり、今は乗客が入れない折り返しホーム。担当者が4両目と8両目に新聞を積み込み、ドアに「荷物専用」のカバーを掛け、午後1時18分に出発。千葉駅で分割、それぞれ別の電車と連結し、外房線と内房線で安房鴨川駅へ。新聞は各駅で降ろされ販売店に運ばれる。列車は、新聞各社が出資する「新聞輸送同盟会」の貸し切りで、7社分の夕刊を載せる。同盟会やJR東日本によると、両国―千葉間は新聞を運ぶためだけに運行。千葉から先は、乗客もほかの車両を利用できる。同盟会の斎藤雅士事務長によると、新聞輸送列車はかつて上野駅や旧汐留駅にもあり、朝刊も運んでいた。両国駅は房総方面の道路事情が悪いため続いていたが、料金は一日数十万円。
【共同通信】