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◆元書記官公判で被害者を尋問「法の番人にだまされた」

2010/02/09 12:31

架空の判決書などの偽造書類を使い、供託金など約7千万円を詐取したとして、詐欺罪などに問われた京都家裁元書記官広田照彦被告(37)=懲戒免職=の公判が9日、さいたま地裁(田村真裁判長)であり、被害者らの証人尋問が行われた。成年後見を申請した母親の口座を広田被告に偽造書類で差し押さえられ、約3200万円をだまし取られたとされる男性は「預金の残額がいつの間にかゼロになったことを知り、あぜんとした。法の番人である裁判所の書記官にだまされ憤っている」と述べた。振り込め詐欺に遭った被害金約400万円を、広田被告にだまし取られたという男性は「老後のための退職金が戻ってこなくなり目の前が真っ暗になった」。京都家裁の元上司の男性も出廷し「裁判所への信用が失われたことが許せない」と述べた。起訴状によると、広田被告は2007年2月から3月にかけ、架空の民事訴訟の判決書を偽造するなどして京都府の男性が神戸法務局に供託していた約3300万円を詐取。書記官の立場と知識を悪用し、計約7千万円を詐取したとしている。

【共同通信】



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